CARL MARTIN Classic Optical Envelope オートワウ

Classic Optical Envelopeは今までのCarl Martinにはなかったオートワウ・エフェクターです。
近年のCarl Martin Vintage Seriesが得意とする空間/モジュレーション系のエフェクターの新機種です。Pro Seriesにもなかったオートワウエフェクターで、ハイパス/バンドパス/ローパスとそれぞれの帯域カットが選らべ、「Q」ツマミで細かい帯域にスポットを当ててフィルターをかけることができます。
帯域を調節できるので、ギターはもちろんベースで使用しても武器になるエフェクターです。

仕様
・へビィデューティなダイキャストボディ
・TONE：エフェクターのトーンをコントロールします
・Q：エフェクトのかかる帯域を調整します
・DRIVE：ワウエフェクトのかかる量を調整します
・SELECT スイッチ：HP/BP/LPの切り替えをするスイッチ
・BYPASS スイッチ：エフェクトのON/OFFスイッチ
・HP：ハイパスフィルター(セレクト時、赤色LED点灯)
・BP：バンドパスフィルター(セレクト時、緑色LED点灯)
・LP：ローパスフィルター(セレクト時、白色LED点灯)
・LED：エフェクトON時に点灯
・S/N レシオ： 56 dB
・INPUTジャック
・OUTPUTジャック
・アダプタージャック
・サイズ : 120(W)×95(D)×56(H) mm
・重さ : 420 g
・9Vバッテリーにて動作。または9V DC アダプター（センターマイナス仕様）
＊Carl Martin専用アダプターの国内販売はありません。9V乾電池でのご使用を推奨します。

コントロール
DRIVE
DRIVEノブは使用者のプレイスタイルに合わせてワウの感度を変化させるノブです。
時計回りに回していくとより掛かりが強くなっていきます。ソフトでやわらかいタッチからダイナミックなワウサウンドを作り出します。

TONE
Classic Optical EnvelopeのトーンをコントロールするTONEノブです。
モコモコした感じのワウサウンドからハイアップされた軽快なサウンドまで幅広く演出します。時計回りに回して行くことでハイアップされていきます。
DRIVEとTONEの組み合わせで、最適のトーンをコントロールすることができるはずです。

LEVEL
LEVELノブでClassic Optical Envelopeの総合的な音量の調整を行います。
バイパス時とエフェクトONの時の音量のバランスはこのLEVELノブにて調整をすることが可能です。

Q
Classic Optical Envelopeのユニークな“Q”というツマミはエフェクトのかかる帯域幅を調整するものです。
ノブを戻しきっている状態では、非常に広い帯域幅にエフェクトが掛かり、柔らかく丸い、温かみのある音質が得られます。時計回りに回して行くことでエフェクトの帯域幅は狭くなり、回しきると鋭く尖ったサウンドになるでしょう。

SELECT
SELECTスイッチにはHP(ハイパス)、BP(バンドパス)、LP(ローパス)と3つの異なるプリセットが内蔵されています。
セッティング次第では60年代の深みのあるワウサウンドから70年代ディスコサウンドまでも演出します。Classic Optical EnvelopeはHP/BP/LPとあるため、エレクトリックギターでもエレクトリックベースでの使用でも最適です。

BYPASS
BYPASSスイッチは、エフェクトのON/OFFを切り替えるためのスイッチです。
切り替え時にシンプルに操作でき、ハイクオリティなバッファリングを実現した構造となっています。(＊トゥルーバイパスではありません。)